住宅購入を考えているけれど、どれくらいの広さが必要なのか迷っている方は多くいらっしゃるでしょう。
狭いと不便なことは明らかですが、広すぎても困ってしまう可能性はあるので、目安となる広さを知りたいという方は多いです。
そこで今回は、住宅購入をお考えの方へ必要な家の広さについて紹介します。
□4人家族で暮らすために必要な家の広さについて
ここでは4人家族が快適に暮らすために必要な広さについて紹介します。
初めて住宅購入をするという方はぜひ参考にしてくださいね。
国土交通省が発表している住生活基本計画をご存知でしょうか。
これは国民の住生活の安定の促進する政策です。
その中には、誘導居住面積水準と最低居住面積水準と呼ばれるものが存在します。
それぞれについて詳しくみていきましょう。
1つ目の誘導居住面積水準とは、理想とする住宅の面積のことを表します。
20平方メートル×家族の人数+15平方メートルで求められます。
一人当たり20平方メートル以上は確保しておきたいということですね。
4人家族の場合は95平方メートルです。
2つ目の、最低居住面積水準は、生活するのに最低限度必要な面積のことです。
こちらは、10平方メートル×家族の人数+10平方メートルで求められます。
できるだけこちらの水準よりは大きくしたいですね。
□間取りを選ぶ際に気をつけるべきこととは
ここまでは住宅の広さの目安について紹介しました。
ここからは間取りを選ぶ際に気をつけるべきことを紹介します。
1LDK、2LDK、3LDK、4LDKの場合でみていきましょう。
1LDKの場合、寝室として使える場所が1つしかないので、生活時間帯が比較的同じ方におすすめです。
また、子供が自分の部屋を必要としない年齢であることも大切でしょう。
2LDKの場合、パターンは2つになるでしょう。
居室の一方を家族の寝室もう一方を学習部屋として、広い方の部屋を子供の共有部屋もう一方は夫婦の寝室です。
3LDKの場合は、1室を夫婦の寝室、残りを子供部屋にします。
子供がリビングに出向くような工夫をしておいた方が良いでしょう。
このように4人家族の場合は子供の成長に合わせて生活環境が変わってきます。
無駄なスペースを生まないように生活するためには、住み替えていく必要もあるかもしれませんね。
□まとめ
今回は、住宅購入をお考えの方へ必要な家の広さについて紹介しました。
広さの目安についてご理解いただけましたでしょうか。
4人家族の場合は、家族の状況を十分に考えた上で間取りを選択する必要がありますね。