家の維持費とは?費用の計算方法も紹介します!

家を建てた後には、住宅ローン以外にも維持費としてお金がかかります。
しかし、維持費として具体的にどのようなことにお金がかかるのか分からない人もいるでしょう。
そこで今回は、一戸建ての維持費とその計算方法について紹介します。

□一戸建ての維持費は何円?

維持費の主な内訳としては「税金」「修繕費用」「保険料」です。
30年間一戸建てに住んだ場合の維持費はおおよそ、税金300万円、修繕費用800万円、保険料80万円になります。
合計すると1180万円で、1年あたり39.3万円となり約40万円です。

一戸建てにかかる税金には固定資産税と都市計画税があります。
固定資産税はどの物件にもかかるのですが、都市計画税は住んでるエリアによってかかる可能性があります。

修繕費用は毎年かかるわけではありません。
新築でしたら住み始めて数年間はほとんど修繕費用はかからないでしょう。
しかし、住み始めて10年を過ぎたあたりからところどころ修繕しなくてはいけなくなります。
修繕が必要となる時までに、コツコツ貯金をしておくことをおすすめします。

毎月の保険料はそれほど多くありませんが、何十年というスケールで見るとそれなりの金額であることがわかります。
火災保険に関しては、契約する会社によって金額が変わってきます。
少しでも固定費を抑えたい人は、火災保険は納得のいくものを自分で選びましょう。

□一戸建てにかかる維持費の計算方法

修繕費用にどのくらいお金がかかるかを予想するのは難しいですが、税金と保険料に関してはある程度計算できます。
税金の1つである固定資産税は「固定資産税評価額×税率」で計算できます。
税率は多くの自治体では1.4%となっています。
固定資産税評価額とは、固定資産税の計算を行うときの基準額であり、不動産の時価ではありません。
土地は時価の60~70%、建物は建築費の50~70%ほどです。
例えば、固定資産税評価額が土地2000万円、建物1500万円の一戸建ての場合で計算すると、49万円になります。
(2000万円×1.4%+1500万円×1.4%=49万円)

都市計画税に関しても「固定資産税評価額×税率」で計算できます。
税率は場所によって異なりますが、多くても0.3%です。

□まとめ

今回は、一戸建ての維持費とその計算方法について紹介いたしました。
家を建てた後にかかる維持費について理解し、維持費のためのお金を準備しておきましょう。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。