住宅ローンの金利でお悩みの方は多いと思います。
今回は、変動金利と固定金利の違いと一方の金利からもう一方の金利に借り換えるタイミングについて紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□変動金利と固定金利の違いとは
変動金利は、金利が変動する住宅ローンのことを指します。
契約内容に応じて3か月や6か月というような周期で、その時点での市場金利によって、金利の変動は見直されます。
変動金利は固定金利よりも低くなるので、利息の負担は軽減されます。
しかし、住宅ローンの返済中に金利が上がると変動金利も上昇するので、金利変動のリスクを抱えることになります。
これに対し、固定金利は、金利が変動しない住宅ローンになります。
フラット35がその代表例として挙げられます。
契約内容によって金利を固定する期間は異なりますが、この期間が長いほど金利も高くなります。
変動金利より金利が高くなりますが、金利が変動するリスクがないため、将来設計がしやすいといえます。
□一方の金利からもう一方の金利に借り換えるタイミングとは
住宅ローンは、変動金利から固定金利へ、もしくは固定金利から変動金利へ借り換えられます。
そこでここでは、借り換えに適したタイミングについてご紹介します。
*変動金利から固定金利に借り換えるタイミングについて
1つ目は、インフレの兆候があり、市場金利が上がると予想されるときです。
好景気の場合、市場金利は上がる傾向にあり、住宅ローンの変動金利における金利も上がります。
その際に固定金利に借り換えておけば、金利が上昇する前の金利でローンが組めます。
2つ目は、住宅ローン金利・市場金利が底になったと考えられるときです。
このタイミングで借り換えると、完済まで低金利で返済できます。
*固定金利から変動金利へ借り換えるタイミングについて
1つ目は、ローンの借入残高が少なくなってきたときです。
このタイミングで借り換えると、もし金利が上昇したとしても返済元本が少ないため、金利上昇の影響を抑えられます。
2つ目は、デフレが続き、金利の上昇がないと考えられるときです。
デフレになった場合、金利は下げられる傾向にあり、その際に借り換えると、低金利でローンを組めます。
□まとめ
今回は、変動金利と固定金利の違いと一方の金利からもう一方の金利に借り換えるタイミングについて紹介しました。
この記事が少しでも役に立ちましたら幸いです。
住宅ローンの金利でお悩みの方は、ぜひ当社にお問い合わせください。