毎日の掃除を楽しみながら続けられる人は、そう多くはないと思います。
そのため、掃除を楽に続けられるための工夫があると嬉しいですよね。
そこで、掃除をしやすい家にするためのポイントについて紹介します。
□掃除が楽な家にするポイント
1つ目のポイントは、段差の少ない床にすることです。
段差があると床の掃除がしにくくなります。
床が平坦であれば、掃除機や雑巾がけやホウキがけをしやすく、ホコリや砂、米粒などが落ちていない、キレイな床を保ちやすくなります。
2つ目のポイントは、掃除のしやすい家具や設備を選ぶことです。
トイレ、浴槽、鏡、棚、換気扇、キッチン、テーブル、クローゼットなど、家の中には多くの家具や設備が設置されています。
それらを一つ一つキレイにしていくとなると、一つ一つの掃除のしやすさが積み重なって大きな差となります。
掃除のしやすさという観点から家具や設備を選んでみることがオススメです。
3つ目のポイントは、収納のしやすさです。
各部屋に収納スペースがあると、どの部屋にいても物の出し入れができるので、物を出しっ放しにすることを減らせます。
また、扉の付いていない棚を収納スペースとして使えば、収納する際の手間をかなり省けるので、オススメです。
4つ目のポイントは、窓の設置についてです。
窓の掃除は大変ですが、外に面しているものなので、あっという間に汚れてしまいます。
最近では、気密性や防犯性を高めるために、窓をあまり設置しない家庭が増えてきています。
それでも、リビングやダイニングにはサイズの大きな窓がある家はあります。
必要な場所に、必要なサイズの窓だけを設置するように心掛けると窓掃除が楽になります。
5つ目のポイントは、内装の素材についてです。
内装の素材によっては、掃除がしにくかったり、しやすかったりします。
できるだけ掃除のしやすい内装の素材を選んで使うようにすると、掃除がしやすくなります。
例えば、凸凹が少ない壁紙や、汚れの目立たない色のタイル、洗剤に強い素材などがオススメです。
□内装材選びのポイント
ポイントは、汚れやすい場所を掃除しやすい素材にすることです。
料理や食事をするダイニングとキッチンや、バルコニー、トイレの床は汚れやすい傾向があります。
汚れが染みにくく、掃除機や水拭き、ホウキがけのしやすい床がオススメです。
水回りには、クッションフロア、タイル、プラスチックタイル、三和土、土間仕上げ、コルク床などが向いています。
キッチンは、家の中でも特に汚れやすい場所です。
床はもちろんですが、天板も意外に汚れます。
天板には、ステンレスやタイル、大理石などの素材を使うと良いでしょう。
ステンレスの天板では、表面に仕上げる加工によって、性能が変わります。
例えば、ヘアライン加工では傷を磨くことでキレイにでき、エンボス加工では傷が付いても目立ちにくいです。
その上、そもそも傷が付きにくく、バイブレーション加工では傷が目立ちにくいです。
ガスコンロは油汚れや焦げ付きが蓄積しやすく、こまめな手入れが必要な場所です。
ガラスコートやガラストップ天板のコンロは掃除がしやすいです。
汁受け皿をなくすこともオススメです。
五徳はステンレス製が掃除をしやすいものになります。
□まとめ
今回は、掃除のしやすい家にするためのポイントについて紹介しました。
毎日する必要があるのに、つい忘れがちな掃除ですが、楽にできるならふと思い出した時に掃除するだけで清潔さを保てるかもしれませんね。
他にも様々な工夫があると思いますので、掃除のしやすい家づくりをしてみてください。