吹き抜けで日当たりを良くしたいとお考えの方へ!日当たりが悪いと良くない理由も解説します!

気に入った土地を見つけた後は、その土地の環境を精査しますよね。
日当たりは、住みやすさに大きく影響する環境の一要因です。
そのため、日当たりが良くなければ、その土地の魅力は下がってしまいます。
そこで、吹き抜けを利用することで、日当たりを改善する方法について紹介します。

□吹き抜けで日当たりを良くする方法

1つ目の方法は、リビングを2階にすることです。
なぜなら、リビングは家族全員が使いますし、寝室と違って日中の明るさが過ごしやすさに大きく影響してくるからです。

2つ目の方法は、吹き抜けを作り、2階の南側に窓を設置することです。
窓を南側に設置すると、南側からの光が吹き抜けを通って1階に届きます。
2階の窓からの眺めが良い点も、嬉しいメリットです。

3つ目の方法は、天窓を設置することです。
1つ目、2つ目の方法と組み合わせることで、より日当たりを良くできます。
例えば、北側に天窓を設けることで、南側の2階の窓からの光が弱まる時間でも、北側からの光で室内を明るく照らすことができます。

以上の方法をとった場合でも、周囲に高い建物が連立している場合、1階部分の日当たりの改善は困難です。
そこで、4つ目の方法は、1階にはウォークインクローゼットや寝室、風呂場や脱衣所、洗面所などを設置すると良いでしょう。
それらは日当たりが良くないとしてもあまり問題はありません。

□日当たりが悪い家が良くない理由

1つ目の理由は、家の中に日光が届かないことです。
日光の少ない家で暮らしていると、幸せホルモンと呼ばれているセロトニンの分泌量が減ってしまいます。
すると、うつ症状になったり、睡眠リズムが崩れたりしてしまいます。
日々の生活リズムや気分に大きな影響が出る可能性があるのです。

2つ目の理由は、洗濯物が乾かないことです。
たとえ外で洗濯物を干しても、日光が当たらなければ、部屋の中で干しているのとあまり変わりません。
暑い夏場はすぐに乾くのであまり問題ないとしても、冬場は困りますよね。
乾くのに時間がかかるだけならまだしも、雨の日などは生乾きの臭いが付いてしまうかもしれません。

3つ目の理由は、コケやカビが生えやすいことです。
室内の湿気がなくなりにくいので、水回りなど、場所によってはカビなどが生えてきてしまいます。
カビが生えてくると、掃除が大変だし、見た目にも良くありませんし、健康に影響がありそうで、気分が下がりますよね。
発生してしまうと一気に広がるので、カビやコケは予防が大切です。

4つ目の理由は、虫が発生しやすくなることです。
小バエ、ハエ、蚊、ガガンボ、カマドウマ、ゴキブリ、カメムシなど、湿気を好む虫が多く発生すると、困りますよね。
夏だけでなく冬場も、暖房設備によって室内は夏のような暖かさを保てるがゆえに、虫が発生することがあります。
そのため、1年中虫に悩まされる可能性があり、虫とはいえ、見逃せないほどの影響を及ぼしてきます。

□まとめ

今回は、日当たりの重要さと、吹き抜けによって日当たりを良くする方法を紹介しました。
たかが日当たりとはいえ、小さなことの積み重ねが日々の幸福感や家の住みやすさを左右します。
日当たりは大事なことなので、ぜひ、日光を家に取り込む工夫をしてみてください。